テクノロジーの核を担う「トープラ」ワイド・セレクション。
"Topura" wide selection to bear technologic nucleus.
締結性
アクセスポイント
締付不良防止

ねじ先端部のパイロット部分にめねじの内径に近い寸法で低いねじ山を持ったボルトで、嵌合不具合などの締付不良をなくし、締付作業性を向上させます。
締付け時のボルト挿入角度及びめねじとの位置ズレが回避できない部位において、締付け時の嵌合不良は重要な問題であり、量産ラインにおける生産性及びねじ山が変形することによって生ずる部品廃却コストも近年のユニット化により深刻な状況となっているため、これらの締付作業性を改善する目的で広く採用されています。
|
W型トロアータイト
挿入時の倒れ防止とねじ込みトルク低減

ねじ先端にテーパー状のガイドをつけで挿入時の倒れを防止すると共にねじ込みトルクを低減しています。
ねじ締結部はJISメートルねじの寸法精度で溶接ナットを用いた小ねじ締結部位でのナット廃止によるコストダウンが図れます。
|
タップタイト
ねじ込みトルクの低減

ねじ断面が6つの円弧から構成されたオムスビ形状をもつねじで、ねじ込みトルクを低減させたものです。
ねじ山の外径及びピッチの組み合わせによりさまざまなねじ込み材に対応します。
|
ツインタイト
特殊山形による緩み防止
通常のねじ山の締結においては、おねじとめねじの第一勘合山にその殆どの荷重が負担されます。
ツインタイトはねじ山の形状を通常の60度山角ではなく、2段式の山形状を持つ特殊ねじ山です。
締付ける際に、ねじ山の弾性変形により勘合したねじ山の荷重分布をより均一にできるため、締付け特性ならびに耐緩み性が向上します。
また、ねじ山自体が特殊であるためナットの勘合位置などを考慮する必要がありません。
|
スコッチグリップ
ねじ部に塗布された接着剤で緩み防止用

ねじ部にあらかじめ塗布されたべたつかない接着剤であるため締付け作業時に接着剤の塗布を必要とせず、手にも付着しないため、
クリーンな作業性、作業環境を実現できます。常温用と高温用があります。
|
軽量化
リヘッダー製品
リヘッダー工程追加で組み立て精度の向上

圧造工程の後にリヘッダー工程を追加することにより軸部の途中を膨らませたり、中ツバを形成する事が可能となります。
軸太ボルトなどの場合、ボルト締結に必要な所定部分のみ一定の太さにする事ができるため、
組み立て精度がアップすると同時にボルトの軽量化が図れます。
|
フィットイン
専用ソケットとの組合せで締付け時の脱落防止

六角ボルトの頭部上面に凹環状の穴部を設けた構造となっており、
専用ソケットと組み合わせることで締付け時に下を向けてもソケットからボルトが脱落しない用になっており、
作業性が向上すると同時に頭部の軽量化も図れます。
|
コストダウン
アベックス
冷間固着によるアッセンブリ部品

複雑な形状をした鋼板部品(ブラケット)にボルト・シャフト・ピン等を溶接ではなく機械的に接合し、冷間固着させた製品です。
冷間固着法はプレス機によりねじ部品等の頭部及び軸部に設けた余肉部を板状部品の穴に充填させるかしめ工法によるものです。
- 金型を用いて接合させるため、組立精度が高い。
- 組み合わせ材質を選ばず、熱処理を行った部材の組み合わせも可能
- 抵抗溶接のような大がかりな設備は必要なく、製品に熱影響もない。高い保持力が安定して得られる。
- 一つの部品として精度・強度の保証ができる。
|
PRボルト(ペイントリムーブボルト)
めねじ内の余剰塗装を締付時に排除

ねじ先端部にめねじ内の余剰塗装を排除する機能を持たせたボルトで、厚膜塗装されためねじに対してめねじ内の塗膜を剥離しながら締付けを行い、
一般ボルトの作業性,締結特性を損なわずに締付けることが可能となります。
現在では、ナット溶接後塗装を行う自動車部品等のめねじリタップ作業、マスキング作業を廃止できるといったコスト低減に貢献するボルトとして、
自動車シャーシ部品、車体部品等に幅広く採用されています。
|
アースボルト
ナットとの通電性と緩み防止機能

ねじ部に設けたロック部によりめねじとのアース性(通電性)及び耐ゆるみ性の2つの機能をもたせたものと、ねじ込みトルクを低減し、
作業性を向上させたもの等があります。
|
高強精度・高耐食
精密部品
冷間圧造・特殊転造・研削加工技術を活かした高精度なスモールパーツ

私たちの身の回りにある電化製品(ビデオ・ゲーム機等)の中身には非常に小さく精度の厳しい部品が使われています。
従来全切削・研磨のみで製造されていたこれらの製品を冷間圧造・特殊転造・研削加工等の専門技術を活かし、
合理的かつ経済的な工法で製造し供給しています。
|